防火対策

 火災のリスクについて考えてみましょう。吉田寮現棟はは木造です。ですから、鉄筋コンクリートの建物に比べて、火災時に延焼のスピードが早い、というリスクがあります。そのリスクに対して、現在の吉田寮では以下のような対策を講じています。

 

1 火災報知器を、各居室に2つずつ、廊下に2つずつ設置しています。それぞれの報知器は最高感度に設定されています。その感度は、料理の煙で反応することもあるぐらいです。例えば、フライパンに油をひき、火をかけてしばらくすると煙がもくもく出てくるでしょう。この状態で3分ほど放置すると、廊下の天井付近に煙がたまり、報知器が反応します。

 

2 報知器が反応した場合、まず一人が放送室に入り、報知器が反応している場所を確認し全寮放送をします。他の寮生は、近くにある消火器を持ち、現場に駆けつけます。もし料理の煙などの誤作動であれば、それを確認します。もし実際の火災であれば、放送室にいる寮生は消防署に通報し、現場に駆けつけた寮生が初期消火にあたります。

 

3 こうした寮生の迅速な行動は、新入寮生に対するオリエンテーションでの実演、たまに料理の煙で発生する誤反応、などで鍛錬されていきます。

 

4 消火器は現棟全体で37本設置されています。また、消火栓も8基設置されています。

 

5 消火設備の使い方は、防災訓練を行い、消防署の方に教えていただいています。(ほぼ隔年で、AED講習会と交互に行われています。)

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