吉田寮の

​生き物生活史

ー 陸産貝類/カタツムリ ー

吉田寮中庭の自然環境には

いろんな生き物達が住んでいます。

なかでも移動能力の低いものは

限られた中庭という範囲で生活を閉じていきます。

彼らは105年という時間を受け継いでいる

吉田寮の生活者といえるのではないでしょうか。

そんな生き物の生活場所としての吉田寮の魅力を

カタツムリ(陸産貝類)から感じていただければと

このページを作成しました。

いろんな生き方があるという事。

そしてその生き方を互いに思う視点が持てれば

多くの事はきっと良い方向へ向かうのではと願っています。

吉田寮の陸産貝類

​文責/撮影 なめこ

吉田寮の庭

 吉田寮の庭は北寮北、北寮中寮間、中寮南寮間、南寮南の4箇所からなり、いずれの庭にも樹齢の長い大木が生えている。

 北寮北の庭は背丈の低いシュロが日陰を作り、下草も生えていて貝類の種数、個体数が多い。北寮中寮間、中寮南寮間は鶏が下草を食べてしまっているため、貝類は大木の周辺でのみ見られる。南寮南では駐車場周辺の木や茂みに生息しており、ときどき車に轢かれている。

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北寮北側 

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北寮北側 

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北寮北側 

北寮北側 

所感

寮で見られた貝類のうち在来種は6種、外来種は3種であり、いずれもよくひらけた庭に生息する種類である。この種構成は庭の自然状態をよく反映しており、吉田寮の庭は街中で普通に見られる庭であると言える。ただ面積の割には環境が多様であるため、観察される種数が多い。もし鶏がいなければ、北寮中寮間、中寮南寮間でも北寮北と同様の種数、個体数が見られると思われる。