吉田寮を離れて今旅先にいます。
旅仲間と話していると
吉田寮の話がチラホラでます。
吉田寮関連の連絡も頻繁に入ってきて
旅先にいるけど、
吉田寮の事を考えている時間が割と多い。
仲間とある宿泊施設に入ると
そこは吉田寮みたいな宿泊施設で、
「吉田寮みたいやん」
って皆で笑った。
そして、ものの数分でその場に馴染めた私達は、やはり生活が吉田寮に馴染んでいることを実感したのだった。
吉田寮みたいな空間とは?
を考えると、
外と中の境界線がないことが思い浮かぶ。
その宿泊施設も外と中を仕切る扉がなく、
吉田寮も受付の扉がなく、
両者とも一見さんはどーすれば?!と、戸惑う。
それは区切られた生活に慣れてしまっている感覚が、そうさせているのだと思う。
全ては区切られ
こうあるべき作法が存在している。
そしてそれに合わせることに慣れている人は
境界線のない空間は
居心地の良いものでないのだと思う。
色んなところをウロウロしているけれど
そんな空間はあまりなく、
吉田寮みたいに、巨大な空間として様々な背景をもつ人が存在している場は
日本では見かけた事がない。
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