吉田寮のこれからについてのアイデアを募集した企画のシンポジウムがあった。
たくさんの人が駆け付け、大賑わいだった。
吉田寮が気になる人は、こんなにいるのかと驚いた。
シンポジウム後、寮食堂で何人もの人と話す。
「寮は現在、どんな感じなんですか?」
「Sさんは代替宿舎行かないんですか?」
「皆、いつまで頑張るつもりなんですか?」
「何か逆転の秘策はあるんですか?」
「ライフライン、止められちゃうんですか?」
それぞれが、色々な問いかけをしてきてくれる。
状況は正直、かなり厳しい。でも、それでも、と声を上げて何かをしている人々がいる。
丁寧に、答えられる範囲で答える。
皆、私たちを気遣ってくれているのが分かった。
もちろん、興味本位で訊いてくる人もいるけれど、不思議と悪い気はしない。
生来の目立ちたがり屋な性格が災いし、ついつい喋りすぎてしまう。
状況は正直、かなり厳しい。でも、それでも、と声を上げて何かをしている人々がいる。
ひょっとしたら、このブログを読んでくれている人も、気になっていることがたくさんあるかもしれない。
この場で書いてもいいけれど。声帯を振るわせて、コミュニケーションをとりたい。
だから、もしこのブログを読んで、少しでも何か気になる人がいたら
寮に来てほしい。寮生と、顔を突き合わせて、話をしてほしい。
何かが変わるかもしれない。何も変わらないかもしれない。
それでも。
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