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「忘れ難きこと/投稿者S」 残り102日

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このブログはいろんな寮生の思いを紹介するもの目的です!

今回は寮生Sの投稿です。

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サイト訪問者の方へ

吉田寮は入りづらい、よく分からない

そんな声をよく聞きます。

このブログは

そんな声に答えたい思いからうまれた

吉田寮生の日々を紹介するブログです。

もしブログを読んで吉田寮が気になった人は

吉田寮を訪問してみてください。

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残り●●日というのは、

9月末までの日数です。

吉田寮生は9月末までに退去するように

大学から通告されています。

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吉田寮に入って、様々な思い出ができた。


どれも、味わい深く、忘れ難い思い出である。


特に思い出に残っているのは、年末の夜勤のアルバイトに寮生とともに取り組んだことである。


知り合いから紹介され、とにかく人手が欲しい、ということで、寮全体に周知し、私が勤務の管理めいたことを行っていた。


寮で集合をかけて点呼をしてから皆でぞろぞろと仕事場へ向かう。


終わった後、夜遅くまで開いている中華料理屋でラーメンを食べたりした。


仕事終わりの一服がまたよい。朝方まで働くのだから、その日の行動は制限されるのだが、その時まであまり交流の無かった寮生と関わりを持てた。


寮生の意外な一面を見れたのもよかった。怠惰で奔放に思われがちな寮生だが、仕事には真面目に取り組む奴が多い。仕事先から褒められたりもした。


二年目の仕事の管理は他の寮生に任せたが、その人物もとてもいい仕事をしてくれたようだ。


その仕事は都合で二年間で終わってしまった。私が関わっていたのは、今から三年前の出来事である。


寮生との思い出を訊かれる時、私の脳裏には、鮮やかに、夜の闇の中を寮生とともに現場に向かい、仕事終わりに、クタクタになって皆でラーメンを食べて煙草をふかした情景が蘇るのだった。

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吉田寮の未来のための私たちの提案

2019年2月20日、吉田寮自治会は署名提出行動とともに、記者会見を行いました。その際、提示した文書及び、大学当局への提案内容をここに転載いたします。 1)「吉田寮の今後のあり方について」を受けて  2019年2月12日、京都大学は『吉田寮の今後のあり方について』(以下、本文書において「今後のあり方」と言う)という文書を公式サイト上で発表し、記者会見を開いてマスコミ向けにこれを説明しました。この文

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