「熱狂と冷笑のあいだ/投稿者S」残り3日
大学当局が提示してきた「退去期限」まで残すところあと僅かとなった。 10月1日から、何が始まるか分からない。 知り合いの先生、知人から「どうなるの」というメールや連絡が相次ぐ。 吉田寮はこの数か月、様々なイベントを行ってきた。たくさんの人が来た。...
大学当局が提示してきた「退去期限」まで残すところあと僅かとなった。 10月1日から、何が始まるか分からない。 知り合いの先生、知人から「どうなるの」というメールや連絡が相次ぐ。 吉田寮はこの数か月、様々なイベントを行ってきた。たくさんの人が来た。...
********************** 元寮生のJさんより。 以下の文章を送っていただきました。 ********************** 2年前に吉田寮で行ったイベントに寄せた文章です。 吉田寮という場所に住み、あるいはそこでさまざまに活動し、そのことに深い影...
代替宿舎へ行った寮生も、それっきりで寮と縁が切れている人ばかりではない。 むしろ、寮生活の良さを再認識して、寮に頻繁に遊びにきている人もいる。 寮はそういう不思議な力があるのだろう。 代替宿舎へ行ったからといって、その人を責める人なんていない。...
今日は関西テレビの放映日でした。 関西テレビの人達は吉田寮に密着してくれていて 最近では 「あれ?寮生?」 という雰囲気をまとっている。 寮外の人が、吉田寮に関わり。 少しづつ溶け込む様子をみると、とても心が温まります。 さて。...
以前も吉田寮についての放送があった、関西テレビ「報道ランナー」。 同じ「報道ランナー」内にて、9月25日の18:15頃から、吉田寮についての現状が放映される。 内容は10分程度。 この時期に、寮の動きについて映像で伝えられるのはありがたい。...
吉田寮のこれからについてのアイデアを募集した企画のシンポジウムがあった。 たくさんの人が駆け付け、大賑わいだった。 吉田寮が気になる人は、こんなにいるのかと驚いた。 シンポジウム後、寮食堂で何人もの人と話す。 「寮は現在、どんな感じなんですか?」...
ブログを始めた時はまだ三桁もあった日数。 もう気づけば、残り一桁に。 この日にちが過ぎたからといって、全てが終わる訳では無い。 だが、無情にも数字は減っていく。 どうすればいいのだろう。どうすればよかったのだろう。 そんな焦燥感が募ってしまう。...
今日は寮生と、ケロッタというお好み焼き屋へ。 ワンダーウォールの撮影の時に借りていた、カエルの楽器を返却しにいきました。 寮生と受付で集まって、 現場に向かう時間。 お店で話す時間。 皆で歩いて帰る道。 寮に一緒に住んでいるから、 出来ることだなって。 帰り道歩きながら、...
吉田寮の未来について、様々なアイデアが吉田寮食堂で展示されている。 劇の練習がてら、それらを眺める。 面白いものばかり。あぁ、こんな寮になってくれたらいいな、と思う。 http://yoshidaryo100nen.deci.jp/2018/#...
寮生と話していると、色々な人生観があることに気付かされる。 ある寮生が「ダラダラ生きる」という人生観(?)を披露してくれた。 ダラダラ生きる。 簡単そうに見えて、結構難しい。 私のような人間は色々と小賢しいことを考えてしまう。...
「吉田寮とは何か」という問いには一言で答えるのは難しい。 いや、そもそも、一言で答えてはいけないのではないか、とこの頃感じるようになった。 取材でしょっちゅう出入りしているメディア関係の人がいる。 最初はよそよそしく、いきなり鍋に誘ってかなり困惑されていた。...
今度、吉田寮で劇をやることになった。 私も出演することに。登場人物がやたら多いらしい。 脚本をチラッと見た。相変わらず面白そう。 全然練習に行けていないので、頑張っていかなければ。 寮生みんなで作り上げる劇は、毎回違っている。そして毎回面白い。...
吉田寮1000年ライブ。 あぁいう音楽は正直、好きではなかったのだが、思っていたより楽しめた。 ライブ終了後、酒を飲みながら、寮生や寮外生、元寮生と語り合った。 寮のこと、社会のこと、学問のこと。 話せば話すほど、色々な話題が出てくる。...
吉田寮で知り合った、寮外の人から久しぶりに連絡をいただいた。 私がその人に伝えた言葉が ずっと印象的で 心に残っていたそうだ。 その人は吉田寮生を繊細な人達と表現し、 私はその時繊細な人は、繊細なまま消えてしまうのかもしれないと表現した。 その言葉が残っていたそうだ。...
川添理事が、HPに文章を公開した。 刻一刻と迫る、9月末。 川添理事は、「安全確保」のために全員出ていけ、と言っている。 交渉では寮側は、築三年で、耐震性に問題が無い新棟からも出ていく必要は無いのではないか、と指摘した。...
吉田寮には落とし物がある。 200人以上の人々が生活をしているのだから当然。 色々な落とし物がある。洗濯物や小物、財布など。 拾った人が情報を共有し、持ち主を探す。 かくいう私も、色々な落とし物を拾い、色々なものを落とした。...
吉田寮を離れて今旅先にいます。 旅仲間と話していると 吉田寮の話がチラホラでます。 吉田寮関連の連絡も頻繁に入ってきて 旅先にいるけど、 吉田寮の事を考えている時間が割と多い。 仲間とある宿泊施設に入ると そこは吉田寮みたいな宿泊施設で、 「吉田寮みたいやん」...
村おこしが終わってから数日経った。 撤去作業が進む中、夜にはまた飲み会が始まっている。 「これで終わり」という期限があるんだか、ないんだか。 祭りの後の、残り香。 片づけをやってくれている人たちが、「あともうちょっとかな」と言いながら、皆で飲んでいる。...
「吉田寮は京大の学風の象徴」と言ってくれる人がいる。 「吉田寮は自治/自由の象徴」と言ってくれる人がいる。 「吉田寮が辿らんとする末路は学生運動/自治の愚かな末路」と言ってくれる人がいる。 ポジティブなものもあれば、ネガティブなものも。...
寮の外から来ていただいた方々から、「ここは良いところだ」という話を近頃たくさん耳にする。 住んでいる身からすると、いまいち実感がないのだが、吉田寮はやっぱりすごいところらしい。 「よそ者」こそが、その地域の価値が分かる。...